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見ざる聞かざる言わざる

孫1
https://twitter.com/sun_koubun/status/865778504901705728

ゲオルギー・イワノヴィッチ・グルジェフが言う所のクンダバッファーを想起しました。
http://inri.client.jp/hexagon/floorB1F_hgr/_gurdjieff.html
自動車には地面からの振動をやわらげるダンパーとかショックアブソーバーと呼ばれる緩衝器がついている。人も心理的な緩衝器を持っており、それが自己観察を妨げる最大の原因となっている。

誰しも自分は有能で魅力的であり、人気があって重要な存在であると思いこみたい。自分のありのままの姿が無能で、魅力のない、つまらない存在であると知ったなら、大きなショックを受けるだろう。普通はそれに耐えられない。そこで「緩衝器」を使ってそのショックをやわらげ、ありのままの自己から目をそらしてしまうのである。

たとえば、仕事で失敗したとする。これをありのままに認めるなら、自分は無能だということになり、ひどいショックを受ける。そこで緩衝器は次のようにいうのだ。

「失敗したのは上司の指導がまずかったからだ、部下がだらしなかったからだ、会社の経営方針に無理があったからだ、体調がすぐれなかったからだ、運が悪かったからだ……」

こうしてありとあらゆる理屈をいって自分を正当化する。するとショックがやわらげられる。しかし、同時にありのままの自己の姿が観察できないために、意識のエネルギーが高次のセンターに向かわない。こうなると我々は眠ったままであり、覚醒する可能性がなくなってしまうのだ。これがグルジェフのいう「緩衝器(クンダバッファー)」の役割なのである。

しかし、もし人が緩衝器を取り去って自分の失敗を認め、あえてその苦しみを受けて自己のありのままの姿を見つめたなら、意識エネルギーは高次のセンターに向かいはじめ、ついには覚醒に至る。

自尊心、いわゆる「我」の強い人ほど緩衝器が強い。緩衝器がある以上、自己観察は不可能である。ただし、緩衝器のない状態は非常に苦しい。緩衝器を撤去すると同時に、我々は強い意志を獲得しなければならないのである。

グルジェフはいう。

「覚醒は、それを捜し求めている者、それを得るために長期間うまずたゆまず自己と闘い、自己修練をする準備のできている者にのみ可能なのだ。そのためには『緩衝器』を破壊すること、つまり矛盾の感覚と結びついているあらゆる内的苦痛と直面すべく進んで歩み出る必要がある。」
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